ドローン検定とは

ドローン検定協会が実施している検定試験のことで、1級～4級のレベルにわかれています。3級と4級は誰でも受験することができますが、2級を受験できるのはドローン検定3級合格者、1級を受験できるのは検定2級合格者に限られています。

ドローン検定はドローンの急速な普及に伴って設定された資格で、平成27年から開始されました。こちらでは、1級～4級までの試験の内容と難易度を紹介するので、ドローン操縦の資格に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

ドローン検定4級

ドローン検定4級の試験は4択のマークシート方式で、問題数は50問（1問2点）、受験時間は90分です。試験内容は気象学の基礎や専門用語で、航空工学の基礎も問われます。

4級の試験問題は、専用テキスト「ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験（ドローン検定）3級4級対応」の中から出題されます。試験は年6回、1月・3月・5月・7月・9月・11月に行われています。

ドローン検定3級

ドローン検定3級も4択のマークシート方式で、問題数は50問、受験時間は90分です。ドローンに関する用語や力学、航空工学、機体構造、姿勢制御などが試験範囲となり、幅広い分野の知識が要求されます。無人航空機関係のほか電波に関連する法令についても出題されますので、ドローン検定のテキストをよくおさらいしておくことが大切です。

3級の試験問題は、4級と同じ専用のテキストからも出題されますので、内容を十分に把握しておくことが重要になります。3級試験の開催日程は、4級と同じで年6回です。

ドローン検定2級

2級試験も50問の4択マークシート方式で、国際情勢や電気電子工学などに関する設問もあります。ドローン検定協会が発行している「ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験（ドローン検定）2級対応 改正航空法・小型無人機等飛行禁止法・完全対応版」をよく勉強して、試験に臨みましょう。開催日程は3・4級と同じです。

ドローン検定1級

ドローン検定1級の試験方式も2～4級と同様です。内容的には刑事民事にいたる法令に関する問題や、熱力学、流体力学、さらにはGNSSやリスクに関するより専門的な質問も用意されています。1級の検定試験は年3回、1月・5月・9月の開催です。

ドローン検定試験の難易度

ドローン検定試験は、級別の合格者数は公開されていませんが、70％以上の合格率があります。そのため、決して難易度が高い検定ではありません。

興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。

検定の取り方がわからないという方は、検定取得も可能な講習の利用がおすすめです。

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