2024.05.01
コラム
ドローン測量の手順・必要な資格・機体の選び方
現在、「ドローン測量士」という名称の国家資格はありません。
ドローンの操縦に関する資格には無人航空機操縦者技能証明があり、測量に関する資格には測量士と測量士補があります。両者は目的の異なる資格です。
測量士・測量士補が必要となるケース
基本測量や公共測量に技術者として従事する場合は、測量士または測量士補であることが求められます。
一方、建設現場の進捗記録や社内資料用の撮影など、すべてのドローン計測に測量士資格が必要とは限りません。作業の目的、発注者、成果物、必要な精度によって判断します。
ドローン測量の一般的な手順
1.測量の目的と必要な精度を確認する
2.現地を調査する
3.飛行計画と撮影計画を作成する
4.必要な飛行許可・承認を確認する
5.標定点・検証点などを設置する
6.ドローンで撮影・計測する
7.データを解析する
8.精度を確認し、成果物を作成する
国家資格が必要かどうか
ドローン測量を行うことだけを理由に、国家資格が必須になるわけではありません。国家資格や許可・承認が必要かどうかは、飛行場所や飛行方法によって判断します。
人口集中地区、目視外、人や物件との距離が30メートル未満となる飛行などを行う場合は、飛行条件を確認しましょう。
測量用ドローンを選ぶポイント
• 必要な測量精度
• カメラやレーザースキャナーの性能
• RTK・PPKなどの測位方式
• 飛行時間と耐風性能
• 自動飛行アプリへの対応
• 解析ソフトとの連携
• 機体認証や機体登録への対応
• 修理・保守・部品供給体制
正確な測量成果を作成するには、操縦技術だけでなく、測量、座標、写真解析、精度管理に関する知識が必要です。